グスタフ・マーラー「交響曲第２番 ハ短調 『復活』」
指揮：松岡 究（まつおか はかる）
ソプラノ：松尾香世子 メゾソプラノ：寺谷千枝子
オーケストラ：浜松交響楽団
合唱：浜響と『復活』を歌う会合唱団
浜響創立２５周年記念という事で、大曲『復活』に取り組んだ。
合唱は、浜響と直接関係する「浜松合唱団」だけでは人数がとても足りないので、「浜松市民オペラ合唱団」「しまだファミリー」そして一般公募の人たちを含めて１７０名で組織された大合同となった。
昨年１１月から隔週で練習してきたが、合同のため参加者のレベルもさまざまで、最後までピッチが決まらないというよりも音が正しくならないという部分が残ってしまった。それでも名曲ゆえ、それなりの感動は残せたのではと思う。どんなレベルであろうと人が集まらなければこの曲はできなっかたわけだし、音楽の街として裾野を広げることは大切なことなので、音楽的な多少の不満は封印しておこう。（自分レベルは置いといて（笑））
今回は、途中休憩なしの演奏会だったため、第１楽章からステージに入らなければならず、第５楽章の歌い出しまでの１時間がとても苦痛だった。しかも歌の最初はピアノでアカペラであり、声を出すときはとても緊張した。ステージ上でなにもすることがない１時間は自分は飴をなめながら無事に過ごせたが、となりにいたＫ谷は２・３楽章あたりで意識を失っていたようだ。
一般公募合唱団を組織して演奏会を成功させることは大変なことだと思う。実行委員の方々には心から敬意を表したい。でも、歌だけ歌えばいい演奏会は楽しい。
