今年も昨年同様、全国大会まで進出したため、県大会はシード演奏となった。予選落ちの心配はないが、シードとして恥ずかしくない演奏をしたいと思って臨んだコンクールであった。
この夏休み、ある中学の合唱部の練習をちょっとだけ手伝ったので、中学の演奏を聴くために早めに会場に行った。昼休み合唱団だったので、成績はともかく本番で元気良く歌えていたからいいかな。中学生で混声４部アカペラはやっぱり厳しい。
さて、自分たちの演奏では、久しぶりに一列目で歌ったら大変。途中で、いろんなところの音程が微妙だったりして、演奏中ずーっと緊張感とヤバーって感じで疲れた。自由曲の冒頭、男声ユニゾンのグレゴリア聖歌の部分はまだまだ課題が多い。
審査員の講評
Ａ先生
豊かな声、音色の活かされた美しい演奏。
一方さらに多彩なきめの細かい部分も欲しいように思いました。
Ｂ先生
課題曲：ことばの表出度と歌うそれとを比べ、やや歌う方へウエイトが行く。
このホールでは少ししゃべる方にも配慮した方がよいのでは？
いずれにせよ響が深いのは大いなる魅力です。そしてピアノを含めた低音の充実
感も。
自由曲：入りのユニゾン、やや内的表出の面ではものたりない。
練習番号Ｂ、やや重いし、ハーモニーのチェックを。
Ｃ先生
素晴らしい演奏でした。
特に音色とレガートの歌い方は絶品ですね。
「Ubi..」の出だしユニゾンは難しそうですね。
私的にはもっとmolto tenutoで音を引っ張って音楽を作ると祈りの感じが深まると思うのですが。
一般の部 金賞代表 静岡合唱団、浜松アルスアンティカ、浜松ラビアンクール
全日本理事長賞 浜松ラビアンクール
朝日賞 藤枝西高
中村賞 藤枝市立大洲中
辻正行賞 静岡合唱団
シード 静岡大学混声合唱団
浜松合唱団
