審査員：樋本英一、戸崎裕子、飯田英夫
・ヴォア・ヴェール（入選）
マンチュヤルヴィ 曲
「４つのシェイクスピアの歌」より 「Come Away,death」「Double,double Toil and Trouble」
指揮：長谷部雅彦
久しぶりの島田市民会館（おおるり ではない）での本番。今年は、事前練習もなく、集合していきなりリハーサルということになった。（おまけに、出張で直前の通常練習も欠席していた）
今回の曲は、秋の合唱祭で取り上げた曲で、こんな事を言っては、しっかり練習してくれた指揮者には申し訳ないが、正直この曲の「旬」ではなかった。時間をかければよくなるというものではなくて、荒削りでも、曲をつかみかけた時のほうが、テンションのたかい集中力のある演奏になる場合も多いです。時間をかけたことによる「安定」より、ほとばしる「熱」が審査員に伝わらなかったようだ。
講評
Ａ先生：
1.高貴、上品、上手、よい声、よい響きそしてよい音楽が ここにあるという感じ それに音楽をこの曲をそれらしく 十分に楽しんでこの場に音楽の場を構成しているそんな合唱です。
2.欲をいえば強いて言えば 一生懸命さと人間くささをほしいといったところでしょうか
Ｂ先生：
この分野への取り組みはしばらしいです、声が楽器（オケの様に）の色々なカラーを出したいですね。
それには、発声のテクニックを呼吸法、ひびき、発音etc
いま一度研究してください、このまま進んで下さい、ご活躍を！！
Ｃ先生：
１曲目 上手いけど音楽が体にはいりきってないのでは。音楽、詞の抑揚が会場に飛んでこない
２曲目 やはりリズムの動めき、エネルギーが体に満ちてない
もっと感動できる合唱のできる方々だと思います。そういう合唱を目指して聞かせて下さい。
芸術祭賞 ムジカ・チェレステ
