平成19年度静岡県芸術祭
(音楽・舞台芸術部門・合唱コンクール)
2007年12月09日(日)島田市民会館
審査員:小林秀雄、浅野武、飯田英夫
・ヴォア・ヴェール
信長貴富 編曲 みかんの花咲く丘
松下 耕 作曲 狩俣ぬくいちゃ
指揮:岡 雅章
今回は、風邪をひいてしまって、直前の練習にも出られなかったし、当日もステージに立っているのがやっとだったのに、なんと芸術祭賞をもらってしまった。私以外のメンバーを褒めてあげて下さい。ということで、今回はコメントできる立場にありません。m(__)m
講評
A先生:
・アンサンブルはきわめて良質で言うことなし!フレーズのオワリをほとんどいつも飲み込むのが気になります。そのフレーズの意味(内容)は[そのフレーズの歌唱のオワリまで有効]であるようにしましょう。
アンサンブルは良いのにピッチ(音程)がそれ程むずかしくない箇所で時折はずれます。曲の後半はこのグループの本領が出ましたね。細部までよく仕上がりました!なお、ラストのクライマックスで声のひびきをさらに太くする演出もあると思います。
B先生:
・よくコントロールされた柔らかな発声は見事なハーモニーを作り上げていました。
全体的によく統一されているものの、時々母音の響きが異なる共鳴でつながり切らないところが見受けられました。それがハーモニーのムラを生じていたように思います。
・リズミックな部分としなやかなフレーズで抒情的に歌う部分の対比が見事
・最後の部分の速いパッセージもよくこなしておられましたが、まだ未整理な部分も見受けられました。
・とにかく高水準の立派な演奏でした。
C先生:
1.センス抜群かつ独特の精彩感をもって合唱の世界観ある合唱。
(2)変化が多彩であり編曲を自在にこなす合唱は見事で心地良さすら感じます。
(3)合唱からかもし出される言葉の世界があざやかに絵がかれています。
(4)シメも好感
2.合唱をむずかしいものとせず自分のものとして心から楽しみ歌いつむぐ様が見事
(2)欲をいうとあと響き感が一層欲しいと思います。(メロディー感とパート感は十分)
(3)多分音が多すぎの感 さらに他の曲をきいてみたい感でしょうか。
芸術祭賞 ヴォア・ヴェール
奨励賞 島田市立島田第二中学校合唱部
県立浜松北高等学校合唱部
焼津女声合唱団 Marmo
準奨励賞 Y・M・C 和田
入 賞 静岡男声合唱団
藤枝フラウエンコール
清水合唱団
天竜混声合唱団
女声アンサンブル フェアリーローズ