Gemischter Chor TOKYO
Ryan Cayabyab 曲
Aba Po,Santa Mariang Reyna
指揮：岸 信介
一般混声部門金賞 東京都合唱連盟理事長賞（１位）
審査員：秋山恵美子、荒谷俊治、鈴木憲夫、高嶋みどり、三石精一
初出場（団としては２度目）で、ＴＶＥＣ制してしまいました。
小雪の舞う寒い朝でしたが、しっかり目が覚めたので、午前中の演奏を聴きにホールに行きましたので、ちょっとだけ感想を。昨年の１位団体のＡＤＡ。武満の「島へ」等。かなり上手いなぁという感想ですが、ちょっと指揮者が音楽を引っ張りすぎのような感じを受けました。選外は意外でした。母校Ｄ大のＯＢ（自分とは別の団体）がいるらしいコールプランタン。ラクールのモテットでしたが、曲と声質があっていない感じで勿体ない。つづいてＡＩＭ。キングスシンガーズやトライトーンのようなノリの団体。かなりの実力者の集まりのようで、ボイパのテクニックだけでなくハーモニーもしっかりしていました。結果は奨励賞でしたが、個人的には聴いた中では一番好印象でした。昨年の金賞団体ミッレ ウーノ。静岡でもお馴染みの田中豊輝さんの団体。（同級生が１人歌ってました。）とても良い音楽の印象を持ちましたが、午前中のせいか声がイマイチまとまらない感じが惜しい。でも、金賞でした。ここまで聴いて練習に行きました。
自分たちが演奏した曲は、フィリピンの作曲家カヤバブの「Aba Po,Santa Mariang Reyna」。（４年ほど前に浜松合唱団で演奏した曲）以前の練習の貯金があったので、暗譜での本番に臨むことができました。この曲は、冒頭の部分がやはり肝でした。何度やっても、どの団でも難しいです。そこを過ぎれば、いや、そこがあるから中間部の美しい旋律が生きるのですが。。。リハーサルはとても狭くてデッドな部屋でしたが、ホールは大きな（１３００席）空間でも、とても歌いやすくて気分良く演奏が出来ました。肝だと思っていた前半は良かったのですが、最後の数小節は力尽きたのかちょっと乱れてしまいました。でも、練習の状態からすれば、比較的良い部分が出た演奏ができたと思います。
さて、結果は金賞でしかも、１位でした。入団してすぐのコンテストということで、正直どう喜んでいいのかわからないのが本音です。皆さんの足を引っ張らなかったから良かったんですが、自分の手で掴み取った感じがしないのが、ちょっと引っかかります。いや、自分が「ツキ」を持ってきたということで許してもらいましょう（笑）。
結果 一般混声部門 金賞 Mille-Uno、Gemischter Chor TOKYO(東京都合唱連盟理事長賞)、Tokyo Voice Session
