JCDA教会シリーズVol9《クリスマス》

２０１０年１２月０１日（水）東京カテドラル聖マリア大聖堂

Gemischter Chor TOKYO
Clemens non Papa 曲　
　モテット 「Pastores quidnam vidistis」(羊飼いよ、何をみたのか)
　ミサ　　「Pastores quidnam vidistis」より　Agnus Dei
T.L.de Victoria 曲
　O Magnum Mysterium
指揮：岸　信介

　日本合唱指揮者協会(JCDA)主催のコンサートに出演しました。東京カテドラルの聖マリア大聖堂での演奏会と言うことで、ほぼ礼拝の形式を取っています。オルガンによる前奏や後奏があり、ミサ曲の間をグレゴリオ聖歌でつないでいます。もちろん、曲間の拍手もありません。また、今回のミサはクレメンス・ノン・パーパ（ローマ教皇ではないクレメンス）のモテットとその変奏（パロディ）ミサを複数の団が、各曲を歌うという形です。実力派の団が揃う中、最初に歌うモテットと最後のAgnusDeiという、一番大変な（おいしい）ところを私たちが歌わせてもらいました。
　石造りの天井の高い、残響の多い会場ですが、本当に天から音が降ってくるような感じで、通常の演奏会とは違った感動がありました。
　
　出演団体は、大久保混声・ENSEMBLE PLEIADE等

　さて、久しぶり（もしかしたら社会人になって初めて）の平日の本番でした。先週の金曜日から出張に出ていて、月曜日に帰ってくるつもりが当日の朝になってしまいました。月曜の夜には目の前真っ暗で、戻ってこれないかと思いました。そんな訳で、いつもみたいに、直前に休みを取ったりしてゆったり過ごすことはできませんでした。（もちろん、土日も働いていました）演奏については、いっぱいいっぱいだったと思いますが、会場についてしまえば、音楽に集中できて、仕事のストレスから一気に開放された感じで、リフレッシュできました。そういった意味でも、音楽を続けていて良かったと思えた一日でした。