Ａｑｕｅｎ Ｃｈｏｒ（アーケン コール）
中田喜直「都会」より 若者たちよ、都会
指揮：西川 賢 ピアノ：鈴木淳子
今年は、京都合唱祭は５０回、アーケンは連続出場３０回の記念の年でした。でも会場は、昨年に続いて、八幡市文化センターで開かれました。
午前中の練習は、例年通り荒神口の鴨沂会館でした。このあたりは、今年(2013)のＮＨＫ大河ドラマ「八重の桜」にゆかりの場所でもあります。丸太町通りから寺町を上がっていくと、新島旧邸があり、その先には、八重さんが勤めていた（クビになった）女紅場をルーツとする鴨沂高校もあります。鴨沂会館はこの鴨沂高校の同窓会館的な位置づけでもあるそうです。新島旧邸には観光バスが停まっていて、大河ドラマ効果も感じられます。今回の曲は、古典（？）「都会」です。この曲には因縁がありました。大学１回生の時の定期演奏会の演目でしたが、なんと、我々１回生は全員ステージに立たせてもらえなかったのです。この年は、団として始めて全国大会に出場することが出来たのですが、そのため、コンクールから定演までが、団として未経験の過密スケジュールになってしまいました。上回生は夏に一度演奏していたのですが、１回生が音取りから始めるのは無理と判断されてしまいました。団のプログラムの歴史の表面だけみると、演奏経験ありなのですが、実際には私たち当時の１回生は歌っていなかったのです。そんなわけで、今年は事前練習にも出られなかったのですが、なんとか歌いたいと思い、無理やり感はありましたが、参加させてもらいました。
八幡の会場は、昨年同様の出店だけでなく、合同のリハーサル用にオープンステージが準備されていて、場外も熱気があります。また、今年は５０周年ということもあってか、５０回合唱祭の幟まではためいていました。さて、演奏ですが、「都会」って意外に新しい感覚で、5/8拍子とか、慣れないと大変です。相変わらず、みんな良く声が出るのですが、ベースはなんと４人だけ、しかも全員バリトンでした。ベース聞こえてたんでしょうか？？でも、ステージ上も周りの音が良く聴こえて歌いやすかったですし、とにかく楽しかったです。
