・混声合唱とピアノのための「なんにもない」（委嘱初演） 作詩：谷川俊太郎 作曲：大竹くみ
１．からだの中に
２．にじ
３．ほほえみ
４．なんにもない
指揮：岸 信介 ピアノ：関根優子
合唱：あーる合唱団、浦和混声合唱団、Gemischter Chor TOKYO、東京都庁合唱団、浜松合唱団、浜松少年少女合唱団
・男声合唱による「日本抒情歌曲集」 編曲：林 光
指揮：岸 信介 ピアノ：法嶋晶子
合唱：出演全団体
今回の「舫の会」は若手作曲家（信長・なかにし・大竹・Ken-P）への委嘱でした。前回の１０回記念のビッグネーム（新実・木下・松下・輝昭）とは変わって、フレッシュな顔ぶれとなりました。
混声は、「大竹くみ」さんの作品でしたが、大竹さんとはオルガニストとしての共演はありましたが、作品を歌うのは初めてです。１・３は大人な感じで、「舫」の年齢層にあった雰囲気です。２番は爽やかなアカペラ曲で、中高生が歌っても流行りそうです。４番が大変でした。リズムが7+7/16とか、オジさんオバさんには厳しいです。正直、練習の頃はどうなることかと思いましたが、前日、少年少女が合流して、やっと成立した感じでした。でも、良い曲が出来たんじゃないでしょうか？
例年の最後は、「唱歌の四季」の大合同でしたが、今回は男声合唱でした。皆さんに親しみのある曲ですが、男声合唱アレンジは、歌う方（特に内声パート）には、かなり難物でした。当初は暗譜を目指していましたが、結局、譜面を持つことになってしまいました。お客さん的にはどうだったんでしょう？新作４ステージの緊迫の後の、男声合唱で、ほっとして帰っていただけたんでしょうか？？
３年に一回のイベントですが、今回も４つの新作を世に出すことができました。特に、今回は若手作曲家と言うことで、今後、多くの方に歌ってもらえるようになるのを願います。
その他のステージ
１．女声合唱とピアノのための組曲「花の風」（委嘱初演）
作曲：なかにしあかね 作詩：星野富弘
ピアノ：なかにしあかね
２．女声とピアノのための「文学へ」（委嘱初演）
作詞・作曲：佐藤賢太郎
ピアノ：五十嵐稔
４．女声合唱とピアノのための「世界中の女たちよ」（委嘱初演）
作曲：信長貴富 作詩：福田須磨子、篁久美子、近藤めいり
ピアノ：由良郁子
