こまくさOB合唱団・男声合唱団ARCHER
２０１７年０５月１４日（日）ロームシアター京都サウスホール
〇こまくさＯＢ合唱団 （単独）
指揮：西川賢 ピアノ：鈴木淳子
混声合唱組曲 「方舟」 （木下牧子 作曲 大岡信 作詩）
〇合同 こまくさＯＢ合唱団＋男声合唱団ＡＲＣＨＥＲ
指揮：浅井敬壹 ピアノ：伊吹元子・藤澤篤子
鳥が （新実徳英 作曲 川崎洋 作詩）
愛燦燦 （小椋佳 作曲詩 藤林由里 編曲）
雨 （多田武彦 作曲 八木重吉 作詩）
みやこわすれ （千原英喜 作曲 野呂さかん 作詩）
朧月夜 紅葉 （岡野貞一 作曲 高野辰之 作詩 Bob Chilcott 編曲）
河口 （團伊玖磨 作曲 丸山豊 作詩）
大地讃頌 （佐藤眞 作曲 大木惇夫 作詩）
私たち「（同志社混声合唱団）こまくさＯＢ合唱団」と、京都産業大学グリークラブＯＢ合唱団である「男声合唱団ＡＲＣＨＥＲ」のジョイントコンサートが実現しました。現役時代は、京産グリー全盛で、９年連続全国大会１位金賞で、われわれは追いつくことができませんでした。３６年前は（自分が入学する前）こまくさも故吉村信良先生に両団とも面倒をみていただいていた関係で成立したジョイントです。しかし、その後、京産が全国１位、こまくさは浅井先生を迎えて、後を追うという構図でしたので、コンクールで競い合い、ジョイントコンサートをする形にはなりませんでした。もちろん、同じ地域の団ですから、現場では仲間意識はずっとありました。
こまくさの単独は、木下さんの「方舟」。自分たちの世代は現役時代に歌っているので、多少の余裕がありましたが、自分より上の先輩たちは、終曲の５／４拍子にかなり苦労をされていたようです。本番も、危ないところはいっぱいありましたが、なんとか乗り切りました。
合同は、浅井先生の指揮での演奏です。前半は男声合唱です。「鳥が」は、自分が１回生の時の課題曲で、当時の京産大の演奏は絶品でした。これを京産大のメンバーと一緒に歌えたのですから、大変うれしい経験でした。後半は混声です。千原さんの「みやこわすれ」は、相澤直人さんの初演を聴いていますが、浅井先生の演歌調がしっくりきます。最後の「河口」「大地讃頌」は、本当に気持ち良く歌わせてもらいました。
遠隔地団員のため、十分に練習にもでれませんでしたし、運営にも貢献できませんでしたが、浅井先生の指揮で歌えたこと、学生時代の仲間と歌えたこと、とても有難い企画で、実行委員の皆さんには、心から感謝したいと思います。
