同志社混声合唱団こまくさ　５０周年記念コンサート

２０１９年１２月２２日（日）京都コンサートホール大ホール

第１ステージ（現役）
　混声合唱とピアノのための組曲「みやこわすれ」 / 作曲：千原英喜　作詩：野呂昶　　

指揮：魚住夏月　ピアノ：寺村靖子

第２ステージ（現役）
　　「アラカルト集」

 指揮：森島虎之介　ピアノ：木下亜子

第３ステージ
　　・混声合唱組曲「方舟」より（現役）/ 作曲：木下牧子　作詩：池澤夏樹

　　・〜華やぐ〜（ＯＢ）
　　　　　LAUDATE　/ Knut Nystedt
　　　　　Sicut cervus　/ G.P.da Palestrina
　　　　　ばら・きく・なずな-母に捧ぐ 　/ 作曲：新実徳英　作詩：星野富弘
　　　　　ケヤキ  　/ 作曲：なかにしあかね　作詩：まど・みちお


 指揮：鈴木捺香子　ピアノ：木下亜子

第４ステージ（現役・ＯＢ）
　混声合唱曲「島よ」 / 作曲：大中恩　作詩：伊藤海彦
　　
指揮：浅井敬壹　ピアノ：藤澤篤子

アンコール
　紅葉（チルコット）　指揮：浅井敬壹　ピアノ：藤澤篤子
　静かな雨の夜に（松下耕）　指揮：森島虎之介　ピアノ：寺村靖子
　未来へ（信長貴富）指揮：鈴木捺香子　ピアノ：木下亜子

　学生時代に所属していた「同志社混声合唱団こまくさ」が５０周年を迎えました。今年は５０周年ということで、定期演奏会を記念コンサートという形で、ＯＢも参加させていただきました。前半は、現役のステージです。コンクールに一生懸命とトライしていた時とは違いますが、７０名あまりの団員を維持してくれていることは、本当にうれしく思います。

　ＯＢステージは、鈴木捺香子先生の指揮で、さまざまな今日にチャレンジしました。ＯＢ単独ステージと言いながら、自分たちの世代には現役時分に歌った事のない曲ばかりでした。自分自身としては、卒団してから歌っていますので、そんなに苦労はなかったのですが、今回の演奏会で久しぶりに合唱に復帰された皆さんは、練習が始まったころには、結構苦労されたようです。とはいえ、慣れてくれば、さすがで、それなりに大人の音楽ができたのではないでしょうか？

　合同ステージは、浅井敬壹先生の指揮で、「島よ」でした。浅井先生と「こまくさ」の組み合わせでの日本語の曲は良い感じです。また、ちょっと古い曲を現役と一緒に歌う事は、現役にちょっとくらいは良い作用を与えられたのではないでしょうか？時分事ですが、今年(2019)までこの名曲を歌った事がなかったのですが、夏には浜松で岸信介先生で歌って、今回は浅井先生と、全日本合唱連盟の現・前理事長で続けて歌うことになり、これはこれでとても貴重な体験でした。

　今回は、５０周年という事で、１年半前くらいから準備にあたってくれた、実行委員のＯＢの方々や、快く定期演奏会の場を提供してうださった、現役の皆さんに感謝したいと思います。いやー、本当に楽しかったです。