第３２回浜松合唱団定期演奏会

２０２１年０６月１３日（日）アクトシティ浜松中ホール

〇アラカルト・ステージ　〜今わたしたちが歌いたい歌〜
　　ぜんぶ / 作曲：相澤直人　作詩：さくらももこ
　　行きと虹のバラード / 作曲：村井邦彦　作詞：河邑文一郎　編曲：玉川昌幸
　　栄光の架橋 / 作曲・作詞：北川悠仁　編曲：玉川昌幸
　　風が吹いている / 作曲・作詞：水野良樹　編曲：玉川昌幸
　　群青 / 作曲：小田美樹　作詩：相馬南市立小高中学校卒業生　編曲：信長貴富

 指揮：玉川昌幸　ピアノ：戸塚勢津子

 〇ベートーヴェン生誕２５０年
     Kyrie 〜ピアノソナタ第14番「月光」第１楽章の主題による合唱〜
　　作曲：Ludwig van Beethoven     編曲：Gottlob Benedict Bierey


 指揮：玉川昌幸　ピアノ：戸塚勢津子

 〇南北アメリカの現代合唱曲
　　Ave verum Corpus / Ariel Quintana
　　O vos omnes / Cesar Alejandro Carrillo
　　Laudate Dominum / Nancy Hill Cobb

 指揮：岸　信介

〇混声合唱組曲「美しきためいき」より　〜舫の会委嘱作品・試演〜
　　作曲：山下祐加　作詩：サトウハチロー
　　１．風よしずかに
　　３．こんな咲きかたもわるくない
　　５．美しきためいき
　　６．この手はこの手は何をする

指揮：岸　信介　ピアノ：戸塚勢津子/賛助出演：浜松少年少女合唱団

アンコール
　唄（燕の歌　より）　　　作曲：山下祐加　作詩：立原道造

　昨年(2020)は、コロナの影響で、演奏会を中止してしまいましたので、２年ぶりの開催となりました。コロナが始まって１年あまりたちましたが、収束したわけではありませんが、１年間の知見の積み重ねで、様々な対策を実施して開催することにしました。

　会場関係では、定員約１０００名ですが、半分の５００名を集客の最大数と設定しました。密室になる親子室は使用しない。もぎりやパンフレットは自分で。プレゼント類はなし。検温のお願い等々。ステージは、山台を今までの倍くらいにして、各人のディスタンスが保てるようにしたうえで、マスク有としました。また、ピアニストと合唱団員の前にはアクリル板も置きました。

　選曲は、昨年の演奏会に企画したもののままでした。最初のステージは「2020オリンピック特集」でしたが、2021になっても開催もはっきりしないので、「オリンピック讃歌」等はやめて、普通の応援歌としても歌える曲になりました。ベートーヴェンの「月光」はピアノ＋バックコーラス的ではありましたが、どうだったんでしょう？キレイな曲ではあったと思います。

　南北アメリカの曲の特性はありますが、このホール（アクト中）はアカペラが良く響いて楽しい事を再認識しました。メンバーも減って、ディスタンスをとるので、上手くいくのか、とても不安でしたが、ホールの響きに助けられて、なんとかなったのではないでしょうか？

　最後のステージは、山下祐加先生の新曲「美しきためいき」を浜松少年少女合唱団とともに歌いました。この曲は、本来昨年(2020)３月に、東京で「舫の会」にて初演されているはずでしたが、「舫の会」は今のところ、今年(2021)１１月の予定のため、全曲演奏ではなく抜粋で試演という形になりました。少年少女さんと一緒になったことで、華やかに歌いあげることができたと思います。

　2021/05の時点で第４波の流れで浜松も陽性者が増えてしまい、どうなる事かと思いましたが、６月に入って減少傾向がみえたため、実施に踏み切りました。本記事を書いている２週間後にも感染等の報告がなく、無事に終わって、本当によかったと思います。