舫の会第１３回演奏会

２０２２年０８月２３日（火）東京文化会館大ホール

・混声合唱組曲「美しきためいき」（委嘱初演）　作詩：サトウハチロー　作曲：山下祐加
　　１．風よしずかに
　　２．ねんとんねんとん
　　３．こんな咲きかたもわるくない
　　４．美しきためいき
　　５．この手はこの手は何をする

・岸信介の傘寿と藍綬褒章を祝して
    「それでそれでそれで」（初演）　作詩：サトウハチロー　作曲：山下祐加

指揮：岸　信介　ピアノ：佐藤文夫
合唱：あーる合唱団、浦和混声合唱団、Gemischter Chor TOKYO、東京都庁合唱団、浜松合唱団、浜松少年少女合唱団

　コロナ禍で、本当に振り回されたこの演奏会をやっと開催することができました。当初は岸先生の喜寿のお祝いを兼ねて2020/03にでしたが、それが2020/08に、さらに2021/11にそして、やっと2022/08になりました。その間に先生も傘寿になられました。

　混声は、前回の「燕の歌」につづいて「山下祐加」さんの作品となりました。前回の演奏後、舫グループでも委嘱したりして、この６年の内に、実績が積み重なっていますので、安心して委嘱初演ができました。最初の演奏会日程の時点から二年半もたち、浜松合唱団では、コンクールや演奏会でも部分的に演奏してきましたので、初演とはいえ、アンプで臨むことができました。曲も、サトウハチローの詩に寄り添うとても美しい曲が出来上がりました。それと、お祝いの曲の「それでそれでそれで」もとっても良い曲で、これは愛唱歌としてもよいと思います。

　コロナ禍を越えて、なんとか今回も５つの新曲を世に送り出すことができました。また、平日の開催になってしまいましたが、なんとか都合をつけられた仲間の皆さんに感謝します。

その他のステージ
１．女声合唱曲集「からからと鳴る日々」（委嘱初演）
　作曲：信長貴富　作詩：阪田寛夫
岸信介の傘寿と藍綬褒章を祝して 「祝ぎ歌」　
　 作詩作曲：信長貴富
　ピアノ：由良郁子

２．女声合唱とピアノのための「詩人の墓」＜第一部＞（委嘱初演）
　作曲：千原英喜　作詩：谷川俊太郎
　ピアノ：前田勝則

４．女声合唱とピアノのための「銀の笛　みどりの月影」（委嘱初演）
　作曲：木下牧子　作詩：島崎藤村
　ピアノ：五十嵐稔

５．女声合唱とピアノのための「音のとびら」（委嘱初演）
　作曲：新実徳英　作詩：谷川俊太郎
　ピアノ：法島晶子